内容 |
|
インタビュー掲載キャスト |
|
インタビュー掲載スタッフ |
|
メイキング |
|
コラム |
|
評価・買う価値 | ★★★★★(5/5) |
おすすめしたい人 |
|
キャストインタビュー
ジョージ・マッケイ

インタビュー内容
- スコフィールドのキャラクターについて
- 脚本の素晴らしさ
- 撮影現場での入念なリハーサル
- 無人地帯を初めて見た時の衝撃
- 共演したトップ俳優たちについて
- サム・メンデス監督について
- 『1917』を鑑賞した人たちへのメッセージ
本作を観る人たちには、ハラハラして、感動して、そして愛する人たちのことを考えてもらいたい。そして、人はこんなにも大きなことができるんだと、知ってもらいたいんだ。(ジョージ・マッケイ)
引用:「1917 命をかけた伝令」映画パンフレット
ディーン=チャールズ・チャップマン

インタビュー内容
- ブレイクのキャラクターについて
- 戦場だった場所を実際に訪れた時のこと
- 撮影中に気持ちを高めた方法
- 『1917』のワンカット映像の魅力
- ロジャー・ディーキンス(撮影監督)との仕事
- 本作を鑑賞した人たちへのメッセージ
本作はワンカットの映像にしたおかげで、観客に与える没入感もより一層増したと思う。没入感が増すのは俳優も同じで、時には数分間の長回しもあった。物語や役に入り込める夢のような体験だったよ。(ディーン=チャールズ・チャップマン)
スタッフインタビュー
サム・メンデス監督

インタビュー内容
- 祖父の戦争体験から得た『1917』の着想
- ブレイクのモデルは祖父?
- 全編ワンカットにすると決めた経緯
- ワンカットの撮影が最も大変だったシーン
- 通常の映画より圧倒的に多かった、リハーサル
- 戦争映画として参照した作品
- 完成した映画は、当初のイメージから変化した?
- キャラクターと自身の共通点
- オープニングとエンディングがひとつに結びついている構図について
- 撮影中の予期せぬ展開も作品に取り入れた?
- 映画は世界を変えるでしょうか?
私は映画を撮るたびに、何か世界に影響を与えてほしいと願っている。ただし公開されれば、意に反した受け取られ方をすることもある。でも、それでかまわない。フィルムメーカーとして、自分の伝えるテーマに対しての、さまざまな反応こそが糧になると信じている。(サム・メンデス監督)
ロジャー・ディーキンス(撮影監督)

インタビュー内容
- ワンカット撮影の没入感について
- ワンカット撮影の技術的な難しさ
- 天候と自然光が頼りだった、屋外での撮影
- ワンカット撮影のための、綿密な計算
カットされていると否が応でもシーンのつなぎに気づいてしまい集中が途切れるが、ワンカットだとそれがない。突然、引き画が入ったりしないから、逃げ場がないんだ。最初に観客を引きずり込み、それきり離さない。(ロジャー・ディーキンス/撮影監督)
プロダクションノート(メイキング)

メイキング内容
『1917 命をかけた伝令』の背景について
撮影について
- 継続的で本能的な没入体験のために
- 完成直後の最新型カメラ”ALEXA Mini LF”
プロダクションデザインについて
衣装デザイン、メイクアップ、特殊メイクについて
- 兵士の個性を衣装に反映する
- スコフィールドとブレイクの軍服
- イギリス軍のヘルメット
- メイクや特殊メイクでも兵士の個性を表現する
- 当時の現状を忠実に再現する特殊メイク
音楽について
ロケーションについて
- 真実と記憶を求めて
- ハートフォードシャー州ボヴィントン
- オックスフォードシャー州アンブローズ採石場
- ウィルトシャー州ソールズベリー平原
- スコットランドのグラスゴー、ガバンにある乾ドックとクライド川
- ダーハム・カウンティーのローフォース
- シェパートン・スタジオ
製作陣は、フランスの実際の紛争地帯は聖地であり、撮影を行うのは不適切だと判断した。銃弾や砲弾の痕が残り、遺体もまだ地中に残っている状態だからだ。本作は第一次世界大戦の兵士だけでなく、過去や現代社会において大義や自由のために自身を犠牲にしたすべての軍人に敬意を表している。
コラム

『1917 命をかけた伝令』、そのリアル(白石光)
- 世界初の国家総力戦と「兵士」
- 重要きわまりない任務「伝令」
- 腐った泥の海だった「激戦地の大地」
- 死の置き土産「仕掛け爆弾」
- 兵器として使われた「航空機」
- 見えない恐怖「狙撃兵」
- 第一次世界大戦の縮図たる「本作の世界」
第一次世界大戦当時は無線通信技術が未発達で、電線を敵に切断されてしまえば通じない。ゆえに主人公2人に与えられた伝令という任務は、きわめて重要なものだった。(白石光/戦史研究家)
演劇のように時間の流れを共有させ、冷徹な世界に浮かび上がる美しさ(斉藤博昭)
映画監督のサム・メンデスを語るとき、彼の舞台演出家としてのキャリアを重ねないでいることは不可能だろう。メンデス自身、映画のキャリアの初期から、ワンシーンをワンカットで撮りたい欲望があったそうで、これも舞台演出家としての本能かもしれない。(斉藤博昭/映画ジャーナリスト)
映画表現へのあくなき追求と、新しい試みにも臆することなく着手する撮影監督ディーキンスのフレキシブルな姿勢(尾崎一男)
メンデスが目指した没入感へのこだわりを、ディーキンスが見事に撮影という形でプランニングとサポートをし、『1917 命をかけた伝令』の企画は実現を果たした。そこには彼らの映画表現へのあくなき追求と、新しい試みにも臆することなく着手する、ディーキンスのフレキシブルな姿勢がつぶさに感じられる。(尾崎一男/映画評論家、ライター)
まとめ
評価・買う価値 | ★★★★★(5/5) |
おすすめ内容 |
|
読んでほしい人 |
|
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。