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インタビュー掲載スタッフ |
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メイキング |
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コラム |
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評価・買う価値 | ★★★★☆(4/5) |
おすすめしたい人 |
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キャストインタビュー
シャールト・コプリー

インタビュー内容
- エイリアンたちを第9地区から立ち退かせる理由
- 劇中でヴィカスを待ち受ける試練
「ぼくらは何者か?自分は誰なのか?」『ブレードランナー』や『マトリックス』にしても、優れたSF作品にはこんな問いかけがあると思う。自分の存在理由は、切り離されてはじめてわかる。特に彼のような状況ならばね。(シャールト・コプリー)
引用:「第9地区」映画パンフレット
スタッフインタビュー
ニール・ブロムカンプ監督

インタビュー内容
- 『第9地区』が仕上がった感想
- ヴィカスのキャラクター
- 『第9地区』が描くこと
物語の中心にある要素は、ふたつのグループ、ふたつの種族が真正面から顔をつき合わすことだ。それは南アフリカ共和国で育った私の中から生まれたものだと思う。(ニール・ブロムカンプ監督)
ピーター・ジャクソン(製作)

インタビュー内容
- ニール・ブロムカンプを監督に抜擢した理由
- シャールト・コプリーを起用した理由
シャールト・コプリーは、ニールの古い学友のひとりなんだ。プロの俳優ではないが、ニールは最初から、ヴィカス役をシャールトに演じさせたいと譲らなかった。シャールトは即興演技の達人だ。(ピーター・ジャクソン)
プロダクションノート(メイキング)

メイキング内容
期待の新星、ニール・ブロムカンプ
- ニール・ブロムカンプ監督の経歴
- 『第9地区』の魅力
真実と虚構の間を行き交う映像スタイル
- リアリティを追求した3つの映像
- 1.ドラマ映像
- 2.ドキュメンタリー映像
- 3.ニュース映像
リアリティを追求した南アフリカ共和国ヨハネスブルグロケ
- 南アフリカ共和国
- ロケ地の確保
- 「アパルトヘイトは意図していない。」
まったく新しいエイリアンの創造
- 独創性あふれるエイリアンの造形
- デザインを手がけたVFX工房「WETAワークショップ」
- エイリアンのイメージ
- 俳優とVFXの使い分け
- 嫌悪感を抱かせるルックス
平凡なヒーローを演じたシャールト・コプリー
- シャールト・コプリーの経歴
- 大役を引き受けた理由
- 主人公「ヴィカス」について
- ヴィカスの性格/キャラクター
異なる要素を使っているけれども、伝えるのは同じ物語。『第9地区』は、映画的要素と、恐ろしいほどリアルなものとの間を、常に行き来する仕組みになっているんだ。(ニール・ブロムカンプ監督)
トリビア

トリビア一覧
- 南アフリカ共和国のおさらい
- ヴィカスはアフリカーナー
- 映画『Halo』
- 『第9地区』の原作となった短編
- ヨハネスブルグのナイジェリア人
- エイリアンと猫缶
- MNUは実在する?
- ニュージーランドのVFX工房
- MNUの武器
劇中でエクソスーツが発射した無数のミサイルが、踊るように弧を描いて標的を破壊するシーンは、ブロムカンプが大好きな日本のテレビアニメ「超時空要塞マクロス」の戦闘シーン(通称・板野サーカス)を参考に制作された。
コラム

ヨハネスブルグ宇宙人(滝本誠)
それにしても、彼らの母星で何があったのか?他の星で働いて宇宙送金したほうが稼ぎがいいとふんだのか、あるいは奴隷状態に嫌気がさし、採掘用(?)宇宙船を乗っ取って反乱を起こし、亡命を企てたのか?いずれにせよ、人類のあずかり知らぬ星からの大量密入国に変わりはない。(滝本誠)
『第9地区』が並み居る超大作映画を蹴飛ばし、全米を熱狂させたワケ(小西未来)
『第9地区』が全米を熱狂させた理由を一語で説明するなら、「独創性」以外にないだろう。続編でもリメイクでもないばかりか、キャストも監督も無名。2億ドル近くを投じた大作がざらにある中で、製作費はわずか3,000万ドル。観客の知性を刺激する社会風刺といい、従来のハリウッド映画とはかけ離れていたのだ。(小西未来)
差別意識の鏡としてのエイリアン(吉田広明)
- 透明人間
- キング・コング
- 地球の静止する日
- 遊星よりの物体X
- 宇宙戦争
- ボディ・スナッチャー/恐怖の街
- 猿の惑星
- エイリアン・ネイション
- アバター
- エイリアン2
『第9地区』は、南アフリカのスラム化した隔離地区にエイリアンが封じ込められているという設定が、明らかにアパルトヘイトを連想させる。差別という社会問題がSFというフィールドで展開されているわけだが、映画史上において、実はそうした事例は例外的なものではない。(吉田広明)
まとめ
評価・買う価値 | ★★★★☆(4/5) |
おすすめ内容 |
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