DC映画《ジョーカー》のパンフレット内容とメイキングの紹介です。

悲劇と喜劇が混ざり合う、この表紙……たまりませんね。
パンフレットの中身もメイキングの質も、すべてが最高です。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07YQ7QW74″ title=”【映画パンフレット】ジョーカー JOKER 監督 トッド・フィリップス” search=”ジョーカー パンフレット”]インタビュー
ホアキン・フェニックス|アーサーの明るさに惹かれた

言葉は悪いですが、アーサーの明るさに惹かれました。アーサーは苦しみだけでなく喜びも感じているし、幸せになるため、人との繋がりや温かさ、愛情を感じるために格闘している。ただ苦しんでいる人物だとか、そういう定義付けは絶対にしないようにしています。
《ジョーカー》パンフレットより
ロバート・デ・ニーロ|キング・オブ・コメディとの繋がり

この映画と、僕の出演した『キング・オブ・コメディ』には明らかな繋がりがあります。この手の映画を作ることは、どこかで繋がっているものです。(ロバート・デ・ニーロ)
《ジョーカー》パンフレットより
トッド・フィリップス監督|コメディ映画の本質

僕がコメディを作ってきたのは、コメディの本質が破壊的かつ不謹慎なものだから。だけど今は、コメディを作りつつ、人を怒らせないことが非常に難しい時代です。ならば、違う場所でやろうと思いました。(トッド・フィリップス監督)
《ジョーカー》パンフレットより
プロダクションノート(Making of Joker)

ホアキンは人が金勘定をしている横でジャズを弾きだすような男なんです。演技派ですし、守りに入ろうとしない。ホアキンの演技は大胆かつ繊細です。ホアキンが参加してくれたら、特別な作品になると思いました。
《ジョーカー》パンフレットより
ジョーカーを演じた歴代俳優
- シーザー・ロメロ『Batman』(66)
- ジャック・ニコルソン『Batman』(89)
- ヒース・レジャー『The Dark Knight』(08)
- ジャレッド・レト『Suicide Squad』(16)
- キャメロン・モナハン『GOTHAM』(14~19)
ジョーカー演技論・ジョーカー映画の監督術

- ティム・バートン監督『Batman』(89)
- クリストファー・ノーラン監督『The Dark Knight』(08)
- デヴィッド・エアー監督『Suicide Squad』(16)
映画《ジョーカー》を読み解く10のキーワード

- ゴッサム・シティ
- パーティ道化師
- トーマス・ウェイン
- トーク・バラエティ・ショー
- ビジランテ(私刑人)
- モダン・タイムス
- アーカム州立病院
- ゾロ
- 煙草
- ストリート・ギャング
コラム|なぜジョーカーは笑えたのか?

町山智浩(映画評論家)|アーサーがたどり着いた笑顔と、そこに潜む狂気
ジョーカーがトランプで最強のカードなのは、何にでもなるからだ。ジョーカーがバットマンにとって最強の敵なのは、何も持たないからだ。
《ジョーカー》パンフレットより
宮台真司(社会学者)|天使が堕天使になる時―ジョーカー誕生譚―
堕天使アーサーも、天使ブルースも、愛と正義、法と正義、人命と正義が両立しないと知っている。二人は社会をマジガチで生きられない天使族だ。だが、天使はおためごかしの社会を支える幻想を守ろうとし、堕天使は破壊しようとする。
《ジョーカー》パンフレットより
秋友克也(アメコミ翻訳家)|ビジランテと「感情の爆弾」
映画『ジョーカー』を形容するのに「大傑作」という言葉では到底足りない。ヴェネツィア、カンヌ、ベルリンの世界三大映画祭で最高賞を獲得したアメコミ原作映画など、前代未聞である。
《ジョーカー》パンフレットより
吉田広明(映画文筆家)|『ジョーカー』がニューシネマから受け継いだもの
「ニューシネマ」の特性はざっくり言えば、反体制的な政治姿勢、主人公は晴れ晴れとしたヒーローからほど遠い落伍者、そして彼が遂に救われることなく終わるというアン・ハッピーエンド、ということになる。
《ジョーカー》パンフレットより
稲垣貴俊(THE RIVER編集部)|ホアキン・フェニックス、『ジョーカー』までの10年間
『ウォーク・ザ・ライン』当時、本当に「演じることに疲れていた」という彼は、『容疑者、ホアキン・フェニックス』で自己破壊に挑んだ末、自分が心から求めるものを発見したという。それは、”未来のことなんて分からない、なぜ現在がこうなのかも分からない”という人々を演じること。
《ジョーカー》パンフレットより
尾崎一男(映画評論家)|コメディの天才と史上最強ヴィランとの”接点”
フィリップスといえば、独身男が抱えている悩みや不安を笑いに昇華させた『ハングオーバー!』のヒットで名を上げ、ブロマンス(ブラザー+ロマンス)・コメディという新ジャンルを打ち立てた作り手だ。そんな彼と『ジョーカー』という組み合わせは、それ自体がひねりの効いたギャグのようだ。
《ジョーカー》パンフレットより
インタビュー・メイキング一覧
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パンフレットの評価・レビュー
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