『カメラを止めるな!』がとにかく面白すぎて、
って固く誓っていた、上田慎一郎監督長編第2作『スペシャルアクターズ』。
『カメ止め』と同じく今作も、
- 無名俳優を使っていたり
- セットがいい感じに安っぽかったり
有名になっても手作り感が残ってて、カメ止めと同じ親近感を感じる素敵な作品でした。
裏表紙も凝ってます。(笑)
そんな映画『スペシャルアクターズ』のパンフレットについて、
- 記載内容
- 読みどころ/魅力
- おすすめしたい人
などを紹介していきます♪
目次
- 1 『スペシャルアクターズ』パンフレット内容と魅力
- 2 上田慎一郎監督のメッセージ
- 3 キャストインタビュー
- 4 スタッフインタビュー
- 5 『スペアク』撮影日誌
- 6 劇中作品『レスキューマン』紹介
- 7 ―幸せを結ぶ―ムスビルとは?
- 8 『スペシャルアクターズ』決定稿
- 9 おすすめポイント/まとめ
『スペシャルアクターズ』パンフレット内容と魅力
映画タイトル | スペシャルアクターズ |
内容 |
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インタビュー掲載キャスト |
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インタビュー掲載スタッフ |
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評価・買う価値 | ★★★★★(5/5) |
おすすめしたい人 |
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値段・詳細 | [wpap service=”with” type=”detail” id=”B07Z9NSJCJ” title=”【映画パンフレット】スペシャルアクターズ 監督 上田慎一郎 キャスト 大澤数人、河野宏紀、富士たくや、北…” search=”スペシャルアクターズ パンフレット”] |
イントロダクション
映画『スペシャルアクターズ』の見どころ紹介。
内容
- 簡単なあらすじ
- 製作の経緯
- 作品の魅力
ストーリー(あらすじ)
『スペシャルアクターズ』あらすじ紹介。
上田慎一郎監督のメッセージ
上田慎一郎監督の、私たちへのメッセージ。
- 『カメ止め』のプレッシャー
- 『スペシャルアクターズ』誕生のきっかけ
- この映画に対する思い
などを知ることができます。
いざ物語を考え始めたのだが……。大スランプに陥った。前作『カメラを止めるな!』のプレッシャーが突如として襲いかかってきた。『カメ止め』を忘れようとしても、そうはいかない。本作の主人公・和人よろしく「いつもぼんやり」と『カメ止め』の影に怯えていた。
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
キャストインタビュー
大澤数人(役:大野和人)
インタビュー内容
- リハーサルについて
- 大野兄弟の関係
- 役作りについて
- 家賃を催促されるシーン
- 俳優をやっていることを知らなかった家族
リハーサルで渡されたシナリオをその場で読んで、和人の役を知りました。隣にいた淡梨君にあとから聞くと、鉛筆を持った僕の手が震えていたそうです。その時は自分が主演だとは思っていませんでした。(大澤数人)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
河野宏紀(役:大野宏樹)
インタビュー内容
- オーディションについて
- 自分に当て書きされたキャラクター
- 役作りについて
- 演じていて心配になった時
- 兄弟関係について
宏樹は和人のことを、ダサくて弱いけど、人間的に尊敬できる兄貴だと思っています。弱さの中に本当の強さを秘めている。それは弟だから分かることなんです。(河野宏紀)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
富士たくや(役:富士松卓也)
インタビュー内容
- 富士松卓也について
- 富士松卓也のキャラクター
- クランクイン前日のエピソード
上田監督がグループLINEでキャストのみんなに長めの文章を送ってくれました。そこに「納得いかないことがあって、もう一回やりたいときは、現場の空気に流されず、遠慮せず僕に言ってください」と書かれていたんです。ありがたかったですね。(富士たくや)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
北浦愛(役:富士松鮎)
インタビュー内容
- 企画段階から参加したこと
- 鮎のキャラクターについて
- スペシャルアクターズについて
- 鮎の演技指導
いままで怒鳴ったり叩いたりする芝居をやったことがなかったので、鮎が演技指導するシーンでは叩く腕に力が入り過ぎて、次の日は腕が筋肉痛になりました。(北浦愛)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
南久松真奈(役:麻奈)
インタビュー内容
- 麻奈について
- 和人を指すシーン
麻奈にとってのムスビルと、私にとっての撮影現場がリンクして、侵入者のせいでそれを失いそうな彼女のつらさを理解できました。(南久松真奈)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
上田耀介(役:田上陽介)
インタビュー内容
- 田上陽介について
- はじめての立ち稽古
- 田上と鮎の関係
- 富士松社長について
最初、田上と鮎はデキている設定でした。シナリオの決定稿の段階で恋人らしいシーンはなくなりましたが、その設定は残そうと思い、そういう気持ちで演じました。(上田耀介)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
清瀬やえこ(役:清水八枝子)
インタビュー内容
- 清水八枝子について
- 上田慎一郎監督について
- 八枝子のキャラクター
普段の私も、まわりが見えなくなって空回りすることがよくあります。監督は私のそういう部分に気づいて膨らませ、八枝子の役をつくってくださったのだと思います。(清瀬やえこ)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
仁後亜由美(役:丹後真由)
インタビュー内容
- 丹後真由について
- 役作り
- 霊能者のシーン
真由の人間性はとくに描かれていませんが、テキトーな人物に設定すると演じやすいと思いました。軽いバイトをしつつスペシャルアクターズの仕事もやっている、パートぐらいのテンションですね。(仁後亜由美)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
淡梨(役:大和田多磨瑠)
インタビュー内容
- 父との関係
- 上田慎一郎監督について
克樹と多磨瑠の親子のあいだには隔たりがあり、どこかぎこちない関係に見えます。ですから、克樹役の三月さんと僕は楽屋にいるときも必要最低限の会話しかしませんでした。(淡梨)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
三月達也(役:大和田克樹)
インタビュー内容
- 大和田克樹の役作り
- 上田慎一郎監督のアプローチ
- はじめてシナリオを読んだ時の感想
初めてシナリオを読んだときは克樹のことを悪い奴かなと思いましたが、だんだん一生懸命な人間に思えてきました。(三月達也)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
川口貴弘(役:河田隆弘)
インタビュー内容
- 役作り
- 河田のキャラクター
- 根は優しい人?
河田はセミナー参加者に対するケアがうまいですね。きっと根は悪い奴じゃなくて、優しいところもあるんでしょう。そこが僕にとっては大切なポイントになりました。(川口貴弘)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
櫻井麻七(役:七海)
インタビュー内容
- 七海について
- 七海の元々の人物設定
- ムスビルの裏設定
ムスビルの中での七海は、自分はあまり目立とうとはせず、まわりを見ている感じです。私も一歩引いて観察しているようなところがあるので、そこは似ていると思います。(七海)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
津上理奈(役:津川里奈)
インタビュー内容
- 上田慎一郎監督のアドバイス
- 役柄との共通点
- 役作り
事故とはいえ、自分の運転で両親を亡くしてしまったという悲しい現実から目を背けたいときに「これで乗り越えられますよ」みたいに言われたら、藁にもすがる思いで足を踏み入れることはあり得る気がするんです。(津上理奈)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
小川未祐(役:津川祐未)
インタビュー内容
- 祐未のキャラクター
- 姉との関係
- スペシャルアクターズとの劇中劇
私自身、一度決めたら脇目も振らず突き進むタイプなので、その部分を意識しながら演じました。(小川未祐)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
原野拓巳(原田拓己)
インタビュー内容
- 最初のシナリオの拓己
- 役作りに関する悩み
実際に演じてみると、かなり苦しみましたね。現場で役をつくり直していくのは大変でしたが、楽しくもありました。(原野拓巳)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
キャストコメント
- 広瀬圭佑(廣瀬役)
- 宮島三郎(鬼塚役)
- 山下一世(山本役)
スタッフインタビュー
上田慎一郎監督
- 1500人の応募から15人を選ぶキャスティング
- 撮影現場の雰囲気
- 「監督は僕なんで」発言の真相
どんな映画をつくるのか決まってなかったので、男女や年齢のバランスを頭の隅に置きつつ、一緒に映画を撮りたいと思える人を選んでいきました。(上田慎一郎監督)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
秋元博(美術)
- オファーされた時期
- 当初聞いていた作風
- 美術という仕事について
- 上田監督とのイメージ共有
- ロケ地の選定
- スペシャルアクターズの事務所
- 事務所のシーンで映るポスター
- 今作で最も難しかった美術
- ガゼウスポッドについて
ムスビルはカルト教団なので、定まったリアリティがなく、どうにでも作れてしまいます。ムスビルを考えているときは楽しかったですね。(秋元博)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
深田誠剛(企画)
- 上田慎一郎監督との出会い
- 監督をオファーした日
- 映画化が具体的に進展した日
- 上田監督との打ち合わせ
- 上田監督のワークショップ
- 苦労したシナリオ
- シナリオ完成まで缶詰になった上田監督
- メイキング用の撮影
- シナリオの初稿が出来上がった日
実は当初、上田さんの映画の企画に会社は乗り気じゃなかったんです。それが『カメ止め』が大ブレイクすると、提出したシナリオを会社が判斷するという段取りもナシになりました。上田さんがやるんならオッケー!みたいな。(深田誠剛)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
小路紘史(メイキング撮影)
- メイキングを撮ることになったいきさつ
- 上田慎一郎監督との関係
- メイキング撮影の開始
- 撮影現場の雰囲気
- 上田監督の妻、ふくだみゆき監督について
- 上田監督の演出・スタイル
- メイキング撮影を終えて
上田作品は昔から脚本がうまいので、僕はずっと上田さんは脚本の人だと思っていたんです。ところがリハーサルを見ていると、脚本より演出を重視している感じでした。(小路紘史)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
鈴木伸宏(音楽)
- レスキューマンのテーマ
- 劇伴に対する上田監督の考え方
- 「誰でもアクター」の歌詞作り
- 主題歌のレコーディング
上田の考え方には、音楽が映画に先行してイメージを作ってはならないというのがありました。映画音楽は映像と重なり合うことで初めて最高となるものにする必要があります。(鈴木伸宏)
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
『スペアク』撮影日誌
『スペシャルアクターズ』オーディション~クランクアップまでの、上田監督による撮影日誌。
内容
- 5月14日、クランクイン
- 5月15日~18日、スペアク編
- 5月20日~22日、ムスビル編
- 5月24日~25日、めぶき編
- 5月27日、レスキューマン編
- 5月29日~6月1日、クランクアップ
クランクアップを迎えたのは、ラストのオーディションシーン。撮影を重ね、成長した数人が、見違えるような刺され芝居を魅せる。クランクアップを告げられた数人はまた泣いていた。僕も少しだけ泣いてしまった。
引用:「スペシャルアクターズ」映画パンフレット
劇中作品『レスキューマン』紹介
『スペシャルアクターズ』作品内に登場する『レスキューマン』の紹介。
―幸せを結ぶ―ムスビルとは?
『スペシャルアクターズ』に登場する非営利団体「ムスビル」の紹介。
内容
- ムスビルとは?
- ムスビルの教え
- ムスビルグッズ
ムスビルの教え
- 酒、タバコの嗜好品を断ちなさい
- テレビ、インターネットを断ちなさい
- 自分を苦しめる家族、友人を絶ちなさい
- 迷いが生じたら、言葉を断ちなさい
『スペシャルアクターズ』決定稿
撮影で使われたシナリオ全編の採録。
- 絵コンテ
- キャストのコメント
など、シーンごとに製作視点の『スペシャルアクターズ』を楽しむことができる。
おすすめポイント/まとめ
『アベンジャーズ』でもここまで掲載されてないです。
監督とスタッフさんが語る製作秘話や苦労話など、興味をそそられる内容ばかり。。
『スペアク』を楽しめた人は、パンフレットも間違いなく楽しめます♪
超・充実の一冊でした。
大満足です。。
おすすめ内容
- キャストインタビュー
- 監督/スタッフインタビュー
- 『スペアク』撮影日誌
- 『スペアク』決定稿
読んでほしい人
- 『スペシャルアクターズ』を楽しめた人
- 上田慎一郎監督の監督術を知りたい人
- 『スペアク』のこだわりを知りたい人