- ゴールデングローブ賞:主題歌賞受賞
- アカデミー賞:主題歌賞ノミネート
などなど、世界屈指の映画祭で受賞&ノミネートされた、This Is Me(ディス・イズ・ミー)。
髭女レティたちが自分自身を認め気持ちを奮い立たせるシーンは、いつ思い出しても勇気が湧いてきますね。
映画『グレイテスト・ショーマン』を象徴する楽曲「This Is Me」について、
- 英語歌詞
- 和訳
- 楽曲の意味解説、考察
などをまとめていきます。
目次
英語歌詞・日本語訳(日本語訳)
レティ・ルッソ
I am not a stranger to the dark
私は暗闇に生きる変人なんかじゃない
“Hide away,” they say
「隠れていろ」と声がする
“‘Cause we don’t want your broken parts”
「あなたなんて見たくない」という声が
I’ve learned to be ashamed of all my scars
そして私は自分を恥じるようになった
“Run away,” they say
「あっちへ行け」と皆は言う
“No one’ll love you as you are”
「誰もお前のことなど愛さない」と
But I won’t let them break me down to dust
でも、そんな声に潰されはしない
I’m gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
私は勇敢だ、たとえ傷だらけでも
I am who I’m meant to be, this is me
これが本当の私、これが私
Look out ‘cause here I come
気をつけなさい、私が行くわ
And I’m marching on to the beat I drum
自ら叩くドラムに乗って、堂々と進む
I’m not scared to be seen
人の目なんて恐れない
I make no apologies, this is me
言い訳もしない、これが私だから
奇妙な人たち(Oddities)
(Oh-oh-oh-oh)
(Oh-oh-oh-oh)
(Oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh, oh)
Another round of bullets hits my skin
銃弾に撃たれ続けたって
Well, fire away ‘cause today, I won’t let the shame sink in
受けて立つわ、恥じることなんてない
We are bursting through the barricades
バリケードなんて突き破ってやる
And reaching for the sun
太陽に手が届くまでね
(We are warriors)
私たちは戦士
Yeah, that’s what we’ve become
そう、今の私たちは戦士だ
(Yeah, that’s what we’ve become)
そう、戦士になったんだ
Won’t let them break me down to dust
潰されることはないわ
I know that there’s a place for us
私には居場所があると知っているから
For we are glorious
私たちが輝ける居場所が
When the sharpest words wanna cut me down
ひどい言葉に傷つけられたら
I’m gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
これが勇気、こんなに傷だらけでも
I am who I’m meant to be, this is me
これが本来の私、これが私だ
Look out ‘cause here I come
気をつけて、私が行くわ
And I’m marching on to the beat I drum
自ら叩くドラムに乗って、堂々と進むわ
I’m not scared to be seen
見られても恐れない
I make no apologies, this is me
言い訳などしない、これが私だから
(Oh-oh-oh-oh)
(Oh-oh-oh-oh)
(Oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh, oh)
This is me
これが私
And I know that I deserve your love
私はあなたたちに愛される資格がある
There’s nothing I’m not worthy of
私に足りないものなんて何もない
When the sharpest words wanna cut me down
ひどい言葉に傷つけられたら
I’m gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして溺れさせてやる
This is brave, this is bruised
これが勇気、こんなに傷だらけでも
This is who I’m meant to be, this is me
これこそ本当の私、これが私なの
Look out ‘cause here I come
気をつけて、私が行くわ
(Look out ‘cause here I come)
気をつけて、私が行くよ
And I’m marching on to the beat I drum
自ら叩くドラムに乗って、堂々と進もう
(Marching on, marching, marching on)
堂々と進んでいこう
I’m not scared to be seen
姿を見られても怖くない
I make no apologies, this is me
言い訳もしない、これが私だから
When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉に傷つけられたら
I’m gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして溺れさせてやる
I’m gonna send a flood, gonna drown them out
洪水で溺れさせてやるわ
This is me
これが私だから
歌っている人(歌手)
キアラ・セトル(髭女レティ・ルッソ役)
経歴
2014年~2015年にかけて公演された『レ・ミゼラブル』でマダム・テナルディエ役を演じ、注目を集める。
この楽曲「This Is Me(ディス・イズ・ミー)」は、
- 第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞
- 第90回アカデミー賞主題歌賞ノミネート
など、2018年度のミュージカル映画において様々な賞を受賞した。
作詞・作曲者
ベンジ・パセック/ジャスティン・ポール
「パセク&ポール」として知られる、作曲家コンビ。
- 映画『ラ・ラ・ランド』にて、アカデミー賞歌曲賞受賞
- 映画『グレイテスト・ショーマン』にて、アカデミー賞歌曲賞ノミネート
楽曲・歌詞の意味【考察】
上流階級の人たちが自分の存在を受け入れられないとを悟った、髭女レティたち。
その時に気づいたのは、他人に認められるように振る舞うのではなく、自分自身を認めてあげることの大切さでした。
「これが私!!(This is me!!)」
と、レティたちは自らを奮い立たせながら歌い、行進します。
まさに、グレイテスト・ショーマンのテーマである『ありのままの自分を認めること』を象徴する楽曲です。
This IsMeは、キアラ・セトルじゃなきゃダメだった。
この楽曲の魅力は、なんと言ってもキアラ・セトルの歌唱力ですね。
グレイテスト・ショーマンの全楽曲を作った、アカデミー賞作曲家「ジャスティン・ポール」は、
世間からお前には愛される価値がないと言われても、自分を愛し、自分に自信を持つことが大切だと強調するには、とても強烈な女性の声による生々しいパワーが必要だと思った。
引用:「グレイテスト・ショーマン」映画パンフレット
と語っています。
キアラ・セトルは、ミュージカル界の最高峰「ブロードウェイ」で今も活躍し続けている、本物のミュージカル女優さん。
彼女にミュージカル女優としての実力と情熱があるからこそ、This Is Meは誰もが心を震わせる名曲となっています。
女性アーティストから影響を受けた、This Is Me。
This Is Meは、現代の女性アーティストから影響を受けて作られています。
ジャスティン・ポールは、
ケイティ・ペリーやケリー・クラークソン、ピンクといった、パワーと権威のある女性たちが歌っていそうなものだ。
引用:「グレイテスト・ショーマン」映画パンフレット
このように語っています。
女性の持つ力強さも、この曲の魅力ですね。
「自分を愛すること」を伝える、力強いメッセージ。
I am brave
I am bruised
I am who I’m meant to be
This is me私は勇敢
痣だらけでも
これが本来の私
これが私なの引用:「グレイテスト・ショーマン」サウンドトラック
歌詞の通り、This Is Meは「ありのままの自分を受け入れる」という、映画のテーマを象徴する楽曲です。
こう言葉に表すのは簡単ですが、自分のことを認めるということは、とっても難しいことですよね…。
だからこそ「自分を好きになることの尊さ」をレティたちが伝えてくれる姿に、感動せずにはいられないのです。
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