内容 |
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インタビュー掲載キャスト |
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インタビュー掲載スタッフ |
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メイキング |
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コラム |
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評価・買う価値 | ★★★★☆(4/5) |
おすすめしたい人 |
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キャストインタビュー
シャールト・コプリー
インタビュー内容
- 『チャッピー』について、ニール・ブロムカンプ監督と初めて話したのはいつ?
- オファーの経緯
- ロボットを演じるうえでの、チャレンジ
- 南アフリカでの撮影
- ブロムカンプ監督らしい作品
- ブロムカンプ監督との再タッグ
- 初めてブロムカンプ監督と会った時のこと
ロボット役は、今まで出演した映画の中で一番やりやすかった。一番苦労したのは、どのくらい自分が動けばいいかを理解することだった。(シャールト・コプリー)
引用:「チャッピー」映画パンフレット
デヴ・パテル
インタビュー内容
- 『チャッピー』出演の経緯
- 『第9地区』と同様の、いろいろな要素について
- 観る者に考えさせるテーマ
- ヒュー・ジャックマンの悪役ぶり
- ヒューの(世界で最もダサいとされる)”マレット”ヘアーについて
- 南アフリカでの撮影
- 『チャッピー』の撮影で得た経験
彼(ニール・ブロムカンプ監督)は自分が求めているものをちゃんとわかっている人だ。そして今回、彼は僕を求めてくれた。本当に幸運だよね。出演の決断は実に簡単だったよ。(デヴ・パテル)
シガニー・ウィーバー
インタビュー内容
- ニール・ブロムカンプ監督のことは知っていた?
- 『チャッピー』の魅力
- ミシェル・ブラッドリーのキャラクター
- 本物の兵器工場で撮影したエピソード
- 出演する映画の選び方
- これまで様々な映画に出演してきたこと
ニールの作品は必ず、大きな意味のあるものがしっかり土台になっている。そこがとても好きだわ。未来を舞台にしてはいるけれど、彼のストーリーには必ず、力強く脈打っているハートがある。(シガニー・ウィーバー)
ヒュー・ジャックマン
インタビュー内容
- 『チャッピー』に惹かれた理由
- ヴィンセントの役作り
- 彼が操るロボット「ムース」について
- 本作の魅力
- デヴ・パテルとの共演
技術の進歩はこれからどうなるか誰にもわからない。ニールは、とても楽しく感動的な形で、その議論を提示していると思うよ。(ヒュー・ジャックマン)
ニンジャ&ヨーランディ・ヴィッサー(ダイ・アントワード)
インタビュー内容
- ダイ・アントワードとは?
- 強烈なビジュアル
- ミュージック・ビデオの魅力
- ニール・ブロムカンプ監督との仕事
私たちは『第9地区』をすごく気に入っているの。今まで南アフリカからあんな作品が生まれたことがなかった。大抵の南アフリカ映画は退屈でつまらないけど、『第9地区』は超新鮮で、ハリウッド映画ではあるけど、完全に南アフリカ風味の映画だった。(ヨーランディ・ヴィッサー)
スタッフインタビュー
ニール・ブロムカンプ監督
インタビュー内容
- 『チャッピー』の原点について
- 本作の魅力
- アクションシーンの撮影
- 『チャッピー』製作にあたり、影響を受けた映画
- シャールト・コプリーとの再タッグ
- デヴ・パテルを起用した理由
- ヒュー・ジャックマンを起用した意図
- シガニー・ウィーバーとのタッグ
今回、僕はふたつのことを描く映画を作りたいと思ったんだ。ひとつは、知覚と意識がいかなるものにも宿るものだという考え。そして僕ら人間が、自分たちとは異なる、そうした知覚を持った存在に対してどう反応し、どう対処するかということに興味があったんだ。(ニール・ブロムカンプ監督)
プロダクションノート(メイキング)
メイキング内容
- キャラクターとキャストたち
- チャッピーとムースの造形
- 実物大模型の重要性
- 撮影とロケーション
- 車
- 武器
ロボット、それもロボット警官という極めて非人間的なものに、人間的な資質をすべて与えてみよう、と僕は考えたんだ。それが、この映画が示す皮肉の基幹になっているんだ。ロボット警官が知覚を持ち、人間よりも道徳的で倫理的で誠実な面を見せ始める、ということがね。(ニール・ブロムカンプ監督)
コラム
Johannesburg Times
- ロボット警官隊に署長が太鼓判
- スカウト導入による問題も浮き彫りに
- ロボットにも”思考力”の是非
- これがスカウトだ
- ゆるぎない安全への熱い思い
- 幻のロボット警官ムースとは
- スカウト、ギャング団アジト殲滅
- 犯罪数現象の影で、凶悪化するギャングたち
- ようこそ、微笑みと癒しの街ヨハネスブルグへ
人間らしさとは何かと問いかける、過激なロボット版ピノキオ(清水節)
ピノキオは良心=conscienceが備わるまでの冒険であり、チャッピーは意識=conscious(ness)を与えられたことで始まる放浪だ。そして両作とも、自分の造物主を救済することによって危険な冒険の輪を閉じる。さらに、生命体を構成しているのは何かという哲学的なテーマにも切り込んでいく。(清水節/映画評論家)
リアリティと監督の愛情溢れる『チャッピー』のロボットたち(宮武一貴)
素敵だなと思ったのは、チャッピーの感情表現です。特に顔の上下に付いたパイプ状のガード。音声を発する時にこのガードがカクカク動く様子がとてもチャーミングでした。こんなところに工夫を凝らしているのもブロムカンプの持ち味だと思います。(宮武一貴/メカニックデザイナー)
TALK ABOUT NEILL BLOMKAMP(相馬学×村山章)
村山(映画ライター):耳の付いたチャッピーのデザインは、ブロムカンプが好きだと言ってる「アップルシード」のブリアレオス・ヘカトンケイレスでしょうね。
相馬(映画ライター):『エリジウム』の時にブロムカンプを取材した時も、士郎正宗の作品が大好きで具体的にどことか説明できないくらいに影響を受けたと言ってた。
村山:最後に意識を転送するのも、「攻殻機動隊」ですよね。
現実を映しながら進化を遂げたロボット映画の変遷(神武団四郎)
映画で初めて本格的なロボットが描かれたのは1926年のこと。『メトロポリス』に、人間の少女を模して製造されたマリアが登場する。人間になりすましたマリアは、富裕層に不満を募らせる労働者たちを扇動した。(神武団四郎/映画ライター)
人間と機械の狭間で――心揺さぶるロボット映画10選(神武団四郎)
- ブレードランナー(リドリー・スコット監督)
- ダリル/秘められた巨大な謎を追って(サイモン・ウィンサー監督)
- ショート・サーキット(ジョン・バダム監督)
- ターミネーター2(ジェームズ・キャメロン監督)
- アンドリューNDR114(クリス・コロンバス監督)
- A.I.(スティーヴン・スピルバーグ監督)
- ロボット(シャンカール監督)
- EVA<エヴァ>(キケ・マイーヨ監督)
- インターステラー(クリストファー・ノーラン監督)
- オートマタ(ガベ・イバニェス監督)
A.I.:人に愛されるために生み出されたロボットが、愛されなくなった時、何を感じ思うのか。人間とロボットの関係を考えさせられる一本。(神武団四郎)
ニール・ブロムカンプと新世代SF監督の動向(尾崎一男)
オリジナル派でもジョセフ・コジンスキー監督とは対局にあるのが『第9地区』そして『チャッピー』のニール・ブロムカンプだろう。富と貧困、栄華と崩壊、ハイテクとデッドテックが共存する未来社会のヴィジョンを、常に共通のスタイルのもとに展開させ、観る者に強い作家性を覚えさせる。(尾崎一男)
まとめ
評価・買う価値 | ★★★★☆(4/5) |
おすすめ内容 |
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読んでほしい人 |
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